心理カウンセリングについて
心理カウンセリングは、精神をコントロールするためのものではなく、
柔軟で健全な心を育成することを目的としています。
心理カウンセリングとは
言語的及び非言語的コミュニケーションを通して健常者の行動変容を試みることです。
サイコセラピーが病理的なパーソナリティーの変容を主たる狙いとするのに対して、カウンセリングは問題を抱えた健常者の問題解決、あるいは問題を抱えているわけではないが、さらに自己成長を求める人の向上を手伝うものです。
また、精神科・心療内科の医師が主に医学を学んでいるのに対し、心理カウンセラーは主に心理学を学んでいます。人生のサポートをより効果的に得られるように専門分野を認識して選択、併用されることをお勧めします。
カウンセリングの活用法
心理カウンセリングという言葉から「悩みや困っていることを解消する」とか「上手く世間に対応できないという問題を抱えた人がうけるもの」といった消極的・マイナスなイメージを持たれる方も多いと思いますが・・・実は、心理カウンセリングの活用には2つの要素があります。
①消極的なもの(悩みを解決する・マイナスをゼロにする)
②積極的なもの(目的を達成する・ゼロをプラスにする)
大別するとこの2つです。
そのときの状況に応じて活用することが出来るものなのです。
つまり、心理カウンセリングは決して心に「問題」や「悩み」を抱えている人だけが受けるものでは無いということです。日常への心理カウンセリング導入のアプローチとしては、自己や現状を分析することで、その傾向性を知ることが出来るということです。
グルグルと同じところを回っていた思考や行動パターンから新たな発想やその対処法を見つけやすくもなります。凝り固まった頭や心に少し風穴を開けて新しい風を送り込んだり、視点を変えることで本来、自分自身の持っている資源の活用法に気づかされたりするものです。
エステで若さや美を保つために肌を磨いたり、ジムやフィットネスで体を鍛えたり、といった外面(目で見てわかる健康と美)のケアに加えて、心理カウンセリングで思考力の柔軟性や心のメンテナンスといった内面(目では見えない健康と美)のケアもぜひ取り入れてみて下さい。